大蕨棚田について

大蕨の棚田は、山形市から西へ約15kmの山辺町西部の山間部にある小盆地に開かれた棚田です。
秋になると一面黄金色になり、刈り取った稲を杭掛けし、天日干しします。この稲杭が棚田に整然と並ぶ風景は壮大です。その風景を前に、初めて訪れた人は驚く人も少なくありません。「日本の棚田 百選」に選ばれた理由もこの風景が素晴らしいからです。

大蕨棚田の四季(提供:青柳健二)

日本の棚田百選

平成11年、農林水産省が「日本の棚田百選」を認定しました。県内からは、大蕨の棚田、椹平の棚田(朝日町)、四ヶ村の棚田(大蔵村)の3箇所が認定されました。

大蕨の棚田は、東北地方独特の稲の天日干しによる自然乾燥の風景が見事です。稲を掛けた杭が整然と並ぶ様は、山辺町の代表的な景観としても知られております。

認定から10余年が経過しましたが、高齢化等により棚田の杭掛け風景が消えつつある状況となっており、その景観の再生に期待する声も少なくありません。

写真左:日本の棚田百選認定書。写真右:稲の杭掛けの様子。